1 業務提携の解消
弊社と株式会社アルメディオとは2024 年12 月9 日付けで締結しました技術提携契約により、開発業務を協力して推進してまいりました。
上記技術締結契約には契約期間が設定されており、契約期間の終期である2026年1月末日をもって同契約は終了することといたしました。
2024 年10 月16₋18 日、東京ビッグサイトで開催の 「2024 国際宇宙産業展(ISIEX)」の「株式会社アルメディオブース」での、弊社プリプレグを積層したCMC 製ノーズコーンの展示に対して、多くの方々に興味を持って頂いたことに心から感謝いたします。
2 今後の見通し
(1) 弊社のSiC/Al2O3、Al2O3/Al2O3 等の繊維強化セラミックス(CMC)の特許技術(特許①)は、弊社が独自に開発した特別仕様のガラス剤粉末をマトリックスとなるセラミック粉末中に混合するのが本特許の最重要点で、スラリーの成分構成と混合比率は弊社の知的所有権に係わる根幹をなす非公開情報です。
補足に列挙しました弊社特許に基づくプリプレグ及びCMC の製造は、引き続き、弊社において製造してゆく方針です。
(2) 弊社は、緻密で優れた高温強度を有する低コストCMC を成形するためのノウハウを有し、とりわけ、特許③の多孔質CMC は気孔率制御技術にかかわる弊社が独自で開発した断熱性創製技術です。また同じく、新規に開発したAl2O3/BN 材料は、比誘電率や電波透過性のテイラリングを可能とすることに加え、短繊維不織布をコアーとして用いるハイブリッド/サンドイッチ型CMC は、レドーム等の低コスト化を実現し得る弊社が独自に開発した構造設計手法です(特許③参照)。
(3) 弊社の今後の事業展開は、上記の気孔率制御技術や弊社の各種CMC(SiC/ Al2O3、SiC/BN、Al2O3/ Al2O3、Al2O3/BN 等)の優れた耐熱・断熱性に加えて他材を凌駕する電波透過性を活かして、宇宙分野(宇宙輸送系機体構造やノズル他)及び非宇宙分野(レドームやエネルギー関連耐熱・断熱材料(たとえば、燃料電池、リチウムイオン電池の耐炎ボード)等の民生応用他)の二本柱で展開する計画です。
補足:
弊社繊維強化セラミックス関連知的所有権、その他関連特記事項
- 発明の名称 : セラミックス基セラミックス⾧繊維複合材料とその製造方法
特許番号 特許第2997868 号 (発明者:谷本敏夫) - 発明の名称: 積層型セラミックス基セラミックテキスタイル複合材料の製造方法 2017(平成29年)12月特許認定
特許番号 特許第6261275 号 (発明者:谷本敏夫) - 発明の名称 : 異なるタイプの繊維形態から構成されるハイブリッド積層型セラミック基セラミックプリプレグとその焼結体の製造方法 2023 (令和5年)8月特許申請
特許番号 特願2022-12854 (発明者:谷本敏夫)

